プロフィール

蝶野麗子(ちょうの・れいこ)

日本画家。
日本の民族性のなかで、たおやかにたくましく生き抜いてきた女性の美しさを描く。

洋画や彫刻の作品をいくつか残したあと、日本画に転向。日本画に油絵の技法であるグリザイユを取り込んだ、臨場感のある描写を得意とする。

祖父らから聞いた戦争体験や幼少期に受けた虐待、そして芸術に関わる人々との出会いを創作活動に活かしている。

2009年「第17回パリ国際サロン」ザッキ賞、2014年「モナコジャパン芸術祭 芸術文化賞など多数受賞。